毎日忙しい日々を送っていると、
なんて思いますよね。
仕事が忙しくて旅行に行きたくてもなかなか行けないというあなたへ、
東京から日帰りでも充分リラックスでき、かつ特別な体験ができるおすすめ温泉をご紹介します。
色んな人に知ってもらいたいけど、自分だけの隠れ家のままでもあってほしい、そんな場所です。
あなたもきっと、秘密にしておきたくなることでしょう♪
目次
熱海にあるおすすめ日帰り温泉【妙樂湯】ってどんなところ?
妙樂湯は静岡県熱海市にあります。
みょうらくゆ、と読みます。
熱海の温泉と言えば、海の見える温泉宿を想像しますが、妙樂湯は山の中にあります。
静かで自然豊かな環境の中、ひっそりと佇む隠れ家風情の古い家屋。
真横には小川が流れており、本物の川のせせらぎと鳥の鳴き声が心を平和にしてくれます。


家屋は全体的に丁寧に手入れされているのがよ~く分かり、清潔感があります。
トイレが綺麗で、客の使いやすさに気を配っている様子も感じられます。
日本人のDNAを刺激するこの感覚。
一瞬にして穏やかな時間の流れに引き込まれるのです。
派手なものは何一つなく、食事もすべて素朴。
何もかも、ここにあるものすべてが心と身体にいいものだらけ。
都会の喧騒を忘れ、優しい時間をじっくりと過ごすことができる空間。
心身共にリラックスできる場所。
大広間から見渡せる自然の景色に癒され、小さめですがとても落ち着いた雰囲気のある、ほんとうに居心地のよい施設です。
毎回訪れるたびに開店前に到着してしまう私たちを見つけた女将さんが、まだ準備中なのに中に招き入れてくれます。混雑を避けるために早めに行きたいのです(笑)
冬に行くことが多い我が家ですが、そのたびにわざわざストーブをつけ、我々の方に持ってきてくれます。
気の利いた温かいおもてなしの心を感じます。
杓子定規なチェーン店サービスではなく、客に向けた臨機応変な心づかいも行き届いており、とてもお気に入りの場所です。
そして、ここの目玉は なんといっても酵素風呂です。
私を含め、皆さんここにくる目的は、この酵素風呂です。
妙樂湯と言えば『酵素風呂』家族やカップルにもおすすめな酵素風呂とは?
ここの酵素風呂は、都会のお手軽スパとは比較にならないくらいの気持ちよさです。
男女で入れるので家族やカップルにもおすすめです。
すぐ真横で、おがくずに埋もれているパートナーを見るのも、なかなか楽しいですよ(笑)
イメージとしては、砂風呂のおがくずバージョンです。
ここ妙樂湯の酵素風呂とは…
米ぬかと国産ヒノキのおが粉を混ぜ合わせて発酵させると約60℃前後に温度が上がります。
その中に約15分ほど入ることで、遠赤外線効果により、体内の老廃物を汗とともに排出し、自然治癒力が高まります。妙樂湯HPより
おがくずを発酵させるというアイディア、すごいですよね。
一体だれが最初に思いついたのか…。
酵素風呂の専用小屋の中は、発酵したおがくずの独特なにおいがします。
カブト虫のにおい(笑)。
小屋の作りといい、独特なにおいといい、なんとなく、馬小屋をイメージしてしまいます。
が、決して嫌なにおいではありませんのでご安心を。
酵素風呂の入り方


まずは専用のフード付きの白い服に着替えます。
もちろん下はすっ裸で。
フードは耳も隠して頭をすっぽりと包み、あごの下でしっかりと紐で結びます。
顔と手足の先だけが出ている状態になります。
着替えたら、酵素風呂の小屋に入り、おじさんから簡単な説明を受けます。
そして、ひとり分ずつ順番に、おかくずを掘ってくれるのでしばし待ち、指示を受けてからおがくずの中に横たわります。
横になると、顔だけが外に出る状態で、おじさんがおがくずをどんどん乗せてくれます。
うまい事に、横になった状態でも肩と首がちょうどいい角度にくるように作ってくれていて、不自然な態勢ではありません。
ほんとうに肩も首も角度がぴったりで、理想的な横たわり具合に感動を覚えます。
無理がない姿勢なので自然にリラックスできるのです。
おじさんの絶妙な技術に脱帽。
耳まで埋まるので、すごく気持ちいいんですよね。
耳って温められるとこんなに気持ちいいんだなぁ…
遠のく意識の中で思うのです。そして完全に埋められたら、そこから15分のタイマーをセットされます。
実は私、サウナが苦手で1分も入っていられません。
耐え難い暑さと圧迫感を感じて長く入っていられないのですが、この酵素風呂は15分間そこまで苦しい思いもせず入っていられます。
そしてもう、これでもかってくらい汗がでます。
遠赤外線効果を身をもって実感。身体の芯までジワジワと温かくなっていくのです。
身体の上に乗ったおがくずが思いのほか重さを感じるのですが、これがまた心地よく、ついつい居眠りをしてしまいます。
私はいつも、夫と私の母の3人で冬にお邪魔することが多いのですが、毎年左足だけしもやけになる母曰く、「左足だけよりジンジンと熱くなっていく」と言っていました。
やはり左足だけ血行が悪いのでしょう。
初めて体験した時に、母はとても驚いていました。
温泉や足湯に浸かったり、リフレクソロジーの施術ではこんなことはないので、この酵素風呂の力は本物だと実感しました。
これは間違いなく、身体によさそうです。
酵素風呂から出たら、そのまま温泉へ
酵素風呂を出たら、隣接するシャワールーム(個室)で服を脱ぎ、シャワーでおがくずを完全に流してから浴場へと続くドアを開け、温泉に入ります。
もちろん、露天風呂に直行です。
※シャワールームの中には専用服を脱ぎ捨てられるボックスが置いてあります。
酵素風呂で思い切り汗をかいて老廃物を身体から出し、その後温泉で心身共にリフレッシュ!川の音や鳥のさえずり、風の渡る音など自然が作り出す音に心を奪われ、α波に包み込まれます。
我々都会で働く人間には、こういう時間ってほんとに貴重。
熱海なら、東京からでも気軽に行けるのでありがたいです。
ここの温泉は、泉温は、41.9度、加水・加温・循環濾過・消毒ありの単純温泉。このエリアで単純温泉は珍しいのではないかと思われます。無色透明無味無臭でまったくクセがないお湯です。
酵素風呂と温泉を楽しんだらその後は?
酵素風呂と温泉でリラックスしたあとは、脱衣所で着替えですが、汗が全然止まらない(笑)
扇風機の前を陣取っても止まる気配なし…。
でもね、鏡を見て驚きます。
いつもは土色をした私の顔が、色白になり顔全体の血色もよく、嘘のようにピンク色になってくれています。
化粧水も必要ないくらい艶々でもちもちです。
週1で通いたいくらいです…。
妙樂湯に通いたいがために移住したいくらい(笑)
汗が滝のように流れ出るので、水分補給はしっかりとしましょう。
せっかくなので、自販機で売っている糖分いっぱいの飲み物はやめて、妙樂湯で提供されている身体に優しい飲み物を頂きましょう。
お食事に関しては次章で詳しく説明します。
自然派お食事で完全デトックス&リラックス
こちらのお食事は…
身体にやさしく、身体が喜ぶ食事、添加物の多い材料や身体に負担をかける白砂糖、乳製品、肉、卵を使用しない健康食です。心を込めた料理でおもてなしを致します。妙樂湯HPより
酵素風呂と温泉で思いっきりデトックスした後は、今度は身体に優しいお食事をいただきます。
素朴ながらきちんと美味しいお食事。
こういうお食事を毎日いただけたら幸せだなぁと思います。
妙樂湯HPで説明のあった通り、こちらのお料理は肉類や乳製品、添加物をほとんど使用しない季節の食材を中心とした健康食。
毒素の抜けた身体に優しく染み入ります。

こんな場所でこんなお食事をいただくと、普段の不摂生な生活を見直してみようという気持ちになります。
これもいい意識改革のきっかけになりそうです。
さて、酵素風呂と温泉でデトックスし、おいしくて温かいお食事に胃も満足。
となると、このままお昼寝でもしたくなってきますよね…
はい。その欲望、満たされてしまうんですよ。
ここのお座敷では枕も用意されているので、
そのまま横になって気持ちよくお昼寝することもできるんです( *´艸`)
お座敷で遠慮なく横になって、川の流れを聞きながら一眠り。
こんな幸せあります???
酵素風呂と温泉、美味しいお食事ときたら、
次に来るのは睡魔でしょう(笑)
それがここではすべて一連の流れで満たされてしまうんですよ。
極楽と言わずして何といいましょうか…
妙樂湯を利用するにはいくらかかるの?
さて、極楽気分にさせてくれる妙樂湯ですが、料金はいくらかかるのでしょうか。
子供 1,000円+貸し酵素着500円 ※ただし、こちらにはタオルがありません。持参して行ってくださいね。万が一タオルを忘れた場合は、手ぬぐいサイズのタオルは200円で購入、バスタオルは200円でレンタルが可能ですのでご安心を。
大人であれば一人2,500円で酵素風呂と温泉、大広間での休憩利用可能です。
妙樂湯ファンの私としては、手ぬぐいサイズのタオルを購入して家で使用しています☆
妙樂湯へのアクセス
●東名高速 厚木IC~小田原厚木道路 小田原西IC~西湘バイパス 早川IC~真鶴道路~熱海ビーチライン~国道135号線~妙樂湯 名古屋方面から ●東名高速 沼津IC~国道1号線~国道136号線~熱函道路~国道135号線~妙樂湯
●東名高速 厚木IC~小田原厚木道路 小田原西IC~西湘バイパス 早川IC~真鶴道路~熱海ビーチライン~国道135号線~妙樂湯 名古屋方面から ●東名高速 沼津IC~国道1号線~国道136号線~熱函道路~国道135号線~妙樂湯
1名からでも送迎サービス利用可能だそうです。以前は熱海駅からも送迎サービスがあったのですが、現在は伊豆多賀駅もしくは網代駅からのみのようです。
当日でも構わないので到着時間が判明次第、連絡が必要とのこと。送迎時間は、午前10時30分から午後5時までです。
ちなみに、意外と熱海 – Takayuki Watanabeという無料アプリもおすすめです。
熱海の情報が満載♪
妙樂湯を利用するにあたり注意点
●予約不可
酵素風呂の予約はできません。
妙樂湯の方に聞いてみたところ、平日朝イチの開店10:00に到着していると待ちが少なくていいようです。
私はいつも10時前にいき、中で待たせていただき一番風呂を頂くのが好きです。
土日だと団体客が入ることがあり、そうなると結構待ち時間が出るそうですが、休憩処で軽食を楽しんだり、うたた寝したりして時間を潰す事もできるので、そんなに苦ではないと思います。
●アメニティグッズについて
化粧水や乳液等はありませんので、普段使い慣れているものを詰め替え容器に入れて持参してくださいね。
ドライヤーは置いてありますが、ヘアアイロンはありません。
浴場にはリンスインシャンプーと洗顔はありますが、温泉地によくあるタイプのリンスインシャンプーなので、髪のパサつきが気になるという方は試供品等のシャンプーコンディショナーを持参する方がよいでしょう。
●多賀城駅からの徒歩について
伊豆多賀駅から徒歩30分ほどのようですが、道は登り勾配が相当に険しく、徒歩で行くのは大変です。駅から歩くのは避けたほうがいいです。絶対。
●車で行かれる方
135号線を走っていると多賀城付近辺りから右てに妙樂湯の看板が見えるようになります。その看板の案内に沿って行くと下多賀信号を右折(ドラッグストアのHACがある交差点)するよう指示があります。こちらから行った方が道幅が広くてお勧めです。
私はナビに案内されるがままひとつ手前の道を右折してしまい、こちらからも行けるのですが、急勾配&狭い幅員かつ慣れない道なので多少不安を感じました。
●東伊豆の名産である”みかん”をお土産に購入するなら(冬季)
135号線に『長浜道の駅』があり、そこで売っているみかんがこの辺りでは一番安いそうです。東伊豆のみかんは有名ですから、お土産にぜひどうぞ。東京で買う1/2くらいの値段で買えちゃいます。
まとめ
妙樂湯の酵素風呂のご紹介でした。
熱海といえば温泉。
そんな熱海でありきたりな温泉旅をするなんてつまらない!
人と差がつくだけではなく、心身ともに満足できる自分だけが知っている隠れ家的な温泉。
穴場と言われるようなお気に入りの場所というのをひとつ持っているとなんだか大人な気分♪
できればあまり教えたくないくらいの素敵な場所です。
もうすぐGWですから、まだ何も予定がないけど1日くらいなら休みが取れそうという方は、ぜひ、気持ちのいい酵素風呂を体験してみてください♪
ぜひぜひ、お試しあれ☆
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