一般参賀とは?2019年はいつ?どこでやるの?誰でも参加できるの?

お正月のニュースといえば、天皇陛下をはじめとする皇室の方々が防弾ガラス越しに横一列に並び、集まった国民が上を見上げながら日の丸の旗を振る光景がおなじみです。

 

日本中の、どの家族よりも特別な家族。

 

それが皇族であり、ロイヤルファミリーであらせるる、あ、あらせらる、いや、あらせられます。

普段一切使わない言葉なのでカミまくりました(笑)

愛国心が薄くなった現代の人たちにとって、あの光景は異様に映ります。

一体あれは何なの?

どこで誰が参加しているのか?

一般参賀とは何なのか?

あなたは説明できますか?

天皇陛下 ご即位から三十年(動画)

来年、平成31(2019)年は天皇陛下の譲位に伴い、皇太子さまが即位され、改元されます。

というわけで、平成31(2019)年の新年一般参賀は今上天皇にとって『天皇』としてのお出ましは最後になります。

この記事における一般参賀の説明は、平成時代現在のものです。

私は昭和から平成へ変わったとき中学3年生でした。

当時の小渕官房長官が、「平成」と墨で書かれた生乾きの2文字を掲げた場面をよ~く覚えていますよ☆

目次

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新年一般参賀とは?いつやるの?

まず、参賀とは皇居に行き祝賀の意を表することです。

 

一般参賀と呼ばれる参賀には2つあります。

 

ひとつが新年一般参賀で、もうひとつが天皇誕生日一般参賀です。

 

天皇誕生日参賀は読んで字のごとく、ですので説明は省きます。

 

新年一般参賀とは、新年を祝うために行われます。

 

毎年1月2日に、皇居で、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。

 

天皇皇后両陛下が皇族方とご一緒に、宮殿のベランダにお出ましになり、直接国民から祝賀をお受けになります。

 

その際、天皇陛下のお言葉(御言葉)があります。

 

お言葉(御言葉)とは、「言葉」の丁寧語で、特に天皇君主が式典等公開の場において発する言葉のこと。

日本国憲法の施行後、従来「勅語(ちょくご)」と称されていた天皇の公式発言が次第に「おことば」に改称されました。

 

平成21年新年一般参賀から,お出まし回数が5回(平成3年以降は7回,平成6年のみ8回)になりました。

 

天皇・内廷皇族(ないていこうぞく)と秋篠宮家は5回、それ以外の皇族は3回、ないし1回参加するのが通例です。

 

内廷皇族とは、独立した宮家を持たない宮廷内部の皇族を指す語である。

具体的には、皇后、太皇太后、皇太后、皇太子とその家族、未婚の皇子女を指す。

天皇を含めて彼らが営む独立の生計を「内廷」と称することから、天皇を除いた内廷の構成員を「内廷皇族」と呼ぶ。

宮内庁では、正式には「内廷にある皇族」と呼んでおり「内廷皇族」は略称である。秋篠宮家は独立した宮家なので内廷皇族ではありません。

一般参賀(皇居)アクセス方法

地下鉄千代田線二重橋前駅(6番出口)、又は地下鉄三田線大手町駅(D2出口)から約650m(徒歩約15分)

 

JR東京駅(丸の内中央口)から約1,000m(徒歩約20分)

 

一般参賀は誰でも参加できるの?

誰でも参加可能です。※一部除く。詳細は後述。

 

ただし、もんのすごく、混雑します。

 

開門まで長時間並んだり、その後のボディチェックを含めたセキュリティーチェックがあるので、進むのに時間がかかります。

一般参賀の参加方法

参考までに今年(平成30年度)新年一般参賀の参加要領です。

 

期日:平成30年1月2日

参入時刻:午前9時30分~午後2時10分

参入門:皇居正門(二重橋)※入門前に手荷物検査があります。

退出門:坂下門(さかしたもん)、桔梗門(ききょうもん)、乾門(いぬいもん)、ホリエモン←すみません、ふざけました

お出まし(予定)
○第1回及び第2回は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下始めお出ましになれる成年の皇族方
○第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下

[aside type=”boader”]第1回 午前10時10分頃
第2回 午前11時00分頃
第3回 午前11時50分頃
第4回 午後1時30分頃
第5回 午後2時20分頃[/aside]

参賀者は、午前9時30分から午後2時10分までに皇居正門(二重橋)から参入し、宮殿東庭の参賀会場を経て、坂下門、桔梗門又は乾門から退出することとなります。

 

なので、午後2時10分までに皇居正門を入れなければならない、ということです。

 

なお、動物(身体障害者補助犬を除く)を同伴する者、危険物を携行する者、旗ざお、小型無人機(ドローン)、大きな荷物等で参賀行事を妨げ、又は他に危害、迷惑等を及ぼすおそれのある物を携行する者、その他参賀行事の運営上支障があると認められる者は、入門をお断りします。

 

禁止事項:これに反した場合は退去を求めることがあります。

(1)立入りを禁じた場所に入ること。
(2)喫煙等火災の危険がある行為をすること。
(3)施設その他の物を破損し,又は移動すること。
(4)自己撮影用器具,三脚,脚立等の機材を使用し,又は業として写真・映画を撮影すること。
(5)集会又は示威行為をすること。
(6)貼紙をし,又はビラ類を配布し若しくは散布すること。
(7)その他皇居内の秩序又は風紀を乱す行為等参賀行事運営上支障があると認められる行為をすること。

 

※荒天等の場合は,お出ましが中止されることがあります。

一般参賀の参加者数はどれくらい?

平成の一般参賀の参加者数をまとめたページが宮内庁サイトにあります。

 

こちらをご参照ください。

 

今年(平成30年)の参加者のべらぼうに高いですね。

 

御代(みよ)替わり効果でしょうか。

 

だとすると、来年(平成31年)の一般参賀は一体どれだけの人が詰めかけるのでしょう…。

 

恐らく、国民に広く親しまれている今上天皇であらせるる、あ、あらせらる、いや、あらせられるので(←しつこい笑)全国から参加されるかもしれませんね。

 

もしかしたら最後ということで、お出ましの回数が増えるかもしれません。

 

一般参賀はいつから行われているの?

皇居での新年一般参賀は昭和23年1月1日から始まりました。

 

当時の参賀は、正午から午後4時までの間、参賀者が正門から入門し、正門内鉄橋付近に設けられた記帳所で記帳の上、坂下門から退出していました。

 

当時は、現在のような天皇皇后両陛下、皇族方のお出ましはありませんでしたが、昭和天皇は、この参賀の様子を庁舎の屋上からご覧になっていました。

 

昭和26年1月1日、庁舎中央玄関上のバルコニーにおいて、昭和天皇香淳(こうじゅん)皇后が参賀者の前に初めてお出ましになりました。

 

昭和28年からは、行事の都合により参賀の日が1月2日になりました。(元日には新年祝賀の儀を始めとする皇室の各行事があるため)

 

その後、宮殿造営のため一時中断されましたが、昭和44年1月2日から現在の宮殿で行われるようになりました。

一般参賀は皇居のどこで行われているの?

皇居内にある御殿のひとつ、長和殿(ちょうわでん)で行われています。

 

長和殿は、南北163メートルにおよぶ細長い建物で、宮殿で一番長い建物。

 

一般参賀の行なわれる東庭に面し、新年1月2日と今上天皇誕生日の12月23日の年2回、天皇皇后両陛下と皇族方が長和殿中央バルコニー(ベランダ)にお出ましになり、国民からのお祝いを直接お受けになります。

 

「長和殿」の前の広場が「宮殿東庭」で、広さが約4500坪あり、一般参賀などの多いときには約2万人が一度に参賀できます。

 

足元の石畳は四国香川県産の安山岩が使用されており、大変水はけの良い石で、足に優しい石敷きになっています。

 

1969年1月2日、新宮殿完成後初の皇居一般参賀で、昭和天皇陛下が長和殿ベランダにお立ちになった際、パチンコ玉で狙われる事件が発生し、事件の後、長和殿ベランダ中央部には防弾ガラスが設けられました。

 

あの防弾ガラス越しの横一列に並ばれた様子が、とても印象深いですよね。

 

まとめ

若い人にはあまり興味がないかもしれません。

 

私が残念だなと思うのは、日本って日本(文化)を好きというだけで右扱いする傾向ありませんか?

 

なぜ自分の国を好きだと言ってはいけないのでしょうか。

 

なぜ好きイコールすぐに右だ!と決めつけて貶めるのでしょうか。

 

それと、なぜか日本国民よりも近隣諸国の感情を優先する政治家やメディアの存在が解せません。

 

もっと、国民全体で日本という国と民族に誇りをもって、よりよい日本の未来を創造していこうという気概のある世の中になって欲しいな、というひとり言でした。

 

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