ある時、幽霊の日の存在を知りました。
調べてみると今度は怪談の日まであると知りました。
怪談の日を知ればしるほど、すっかりひとりのオジサンのファンになっていました(笑)
あなたもこれを読んだら、そのオジサンのファンになっていることでしょう…
目次
幽霊の日と怪談の日はいつ?
幽霊の日は、7月26日です。
怪談の日は、8月13日です。
『幽霊の日』の由来は?
幽霊の日の由来は、現在でも上演されている、ある有名な演目が初めて上演された日を記念して制定されました。
それが、『東海道四谷怪談』です。
「お岩さん」で有名ですね。
これを書いたのは、江戸時代後期9に活躍した歌舞伎の脚本家、四代目鶴屋南北です。
物語は江戸(東京)の四谷にあるお岩稲荷に伝わる話がもとになっています。
1825年(文政八年)7月26日に、「東海道四谷怪談」は江戸の中村座ではじめて上演されました。
三代目尾上菊五郎が「お岩・与茂七・小平」の三役を、七代目市川團十郎が伊右衛門を演じて評判となりました。
ちょうちんから飛び出すお岩や、お岩と小平の遺体が瞬時に入れ替わる演出などのおおがかりな仕掛けは、当時の観客の心を惹きつけました。
この物語はただの怪談というだけではなく、人々に語り継がれる魅力がある、素晴らしい芸術作品です。
そのため現在も歌舞伎はもちろん、落語や映画などさまざまな形で名作として伝えられています。
何やら恐ろしい由来かと思ったら、名作の記念日だったんですね~
『怪談の日の由来』は?
では、怪談の日にはどんな由来があるのでしょうか?
なんとこの日は、「怪談と言えば」でおなじみの、あの、稲川淳二氏が制定した日なのです。
こわいな~なんか嫌だな~…
一般社団法人日本記念日協会によると、
「怪談」をエンターテインメントとして確立した稲川淳二氏が、自身の「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」20周年連続公演を記念して制定。日付は第1回の公演が1993年8月13日にクラブチッタ川崎で開催されたことから。
とあります。※ちなみに幽霊の日は同協会の記念日として記載がありません。なぜでしょう。
そして、稲川氏の怪談ナイト公式サイトには、怪談ナイトの歴史として以下のように記載されています。
1993年のお盆、八月十三日金曜日の深夜、当時では例を見ない異色のイベント「川崎ミステリーナイト」がクラブチッタ川崎で実施された。
出演者は稲川淳二、池田貴族、大川興業 他。徹底した完売告知にも関わらず当日券を求める長蛇の列。
翌1994年には同会場にてオールナイトで5時間のワンマン単独公演を実施。
以来フランチャイズとも言えるクラブチッタでは毎年ツアー千秋楽としてオールナイト公演を実施している。
1995年、「MYSTERY NIGHT TOUR 1995 稲川淳二の怪談ナイト」と銘打ち初の”怪談”全国ツアーが開催。
以来今年に至るまでその規模を少しづつ拡大しながら夏の定番イベントとして定着している。
この怪談ナイトの千秋楽であるオールナイト公演ってすごくおもしろそうですね(#^.^#)
一度は参加してみたいなと思いました。
サイトも面白いし、怪眠アイマスクなんてものすごく欲しいです(笑)
更に、稲川氏のWikipediaを見てなんだかファンになってしまいました。
まるで私が稲川氏のツアーグッズの売り上げに貢献するための回し者のようです(笑)
「稲川の人柄の良さは業界内では有名で、「稲川の悪い話は聞かない」と言われるほどである。
すこぶる温厚、ユーモアのある人柄でありつつ、壮大なサービス精神を持ち前にしており(生来のサービス精神と場持ちのよさから、学生時代から「コンパ屋」の異名をとっていた)、他人のためなら自分を傷つけていいと思っており(リアクション芸において垣間見ることが出来る)、絶大なるお人好しだという。
ファンに対するサービス精神も旺盛で、頼まれもしないのにファンに怪談をエンドレスで聞かせ、マネージャーに止められることもしばしば。
かなりの確率でファンレターに返事をすることでも有名。
インターネット上では、ライブの際に控え室で記念撮影をしてもらったことなどが記されたブログもある。」出典:Wikipedia
ネット民にも愛されているんですね。間違いなくいい人です。
あれ?幽霊の日と怪談の日について書いた記事なのに、いつのまにか『稲川淳二大好き記事』になっている(笑)
そして、この人の話、本当に怖いんですよね…
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江戸の四谷に住んでいたお岩は、民谷伊右衛門の妻となり、子供を産みました。
しかし、出世のために高野家の家臣だった伊藤喜兵衛の孫娘、青梅と結婚したい伊右衛門は、新妻のお岩に毒を盛ります。
髪が抜け、顔が崩れたお岩はショックを受けて自殺してしまいます。
伊右衛門は民谷家から薬を盗んだ小仏小平を、お岩を殺した犯人に仕立て上げます。
ここからお岩の復讐が始まるのです。
伊右衛門はお岩の幽霊に取りつかれ、お梅、その祖父、母親、乳母を次つぎに殺します。
お岩の妹のお袖も、かたき討ちの巻き添えで死んでしまいます。
そして伊右衛門は、お袖の夫の与茂七によって命を絶たれ、この物語は終わります。