【超基本】衆議院選挙とは?次はいつ?衆院選の基本をわかりやすく説明します

 

20代男性
今年2019年は議院選挙があるけど、議院選挙はないの?次はいつ?

10代女性
議院の選挙ってなに?どんな選挙?

 

30代男性
議院ってなんだっけ?!議院とのちがいは?

40代女性
選挙って全然わからない…

ぷぅたん
こんな疑問を持つあなたに、「議院選挙とは?」の基本をわかりやすく説明します。




衆議院選挙とはどんな選挙?

日本の国政選挙には、「総選挙」と呼ばれる議院議員選挙選挙と、3年ごとに行われる議院議員通常選挙があります。
>>【超基本】参議院議員選挙2019年の日程はいつ?どんな選挙?わかりやすく説明します

 

どちらの選挙も、「小選挙区制」(議院では「選挙区制」)と「比例代表制」の2本立てで行われています。

 

しかし、細かく見ていくと、両議院では異なる点もあります。

 

たとえば選挙の名前。

 

議院は議院とちがい、議員すべてを選びなおすので【総選挙】と呼ばれています。

 

ちかごろアイドルの影響で、選挙イコール総選挙と思っている若い人もいますが、参議院選挙のことは総選挙とはいいません

総選挙とは、議院の選挙のことをいいます。

 

議院議員の選挙は、4年の任期が終わってから行われる場合と、議院が解散され、任期の途中で行われる場合があります。

 

選挙の結果次第では、野党と与党が入れ替わる可能性があり、議院では首相を指名する権限があるため、政権を左右する重要な選挙となります。

次の衆議院選挙はいつ?

次の衆院選はいつでしょう?

 

それは未定です。

 

前回の議院選挙(第48回議院総選挙)は20171022日に行われました。

 

議院の解散に伴う総選挙でした。

 

安倍首相は消費税率増税分の使用用途変更と、北朝鮮問題への対応を衆議院解散の理由に挙げたのですが、それは表向き理由。

 

安倍首相の真の狙いは、悲願である憲法改正のために「自民党の議席を増やすこと」だとも言われていました。

 

議院議員の任期は4です。

 

前回が2017年だったので、その4年後といえば2021年ですが、議院の場合は解散があるため、次の選挙がいつなのかはわかりません。

 

ぷぅたん
政局を見て、与党の都合のいいように解散することになりそうですね。

衆議院の特徴

●議員定数:465人(小選挙区289人、比例区176人)
※2019年1月時点

●任期  :4年(解散あり)

●選挙権 :満18歳以上

●被選挙権:満25歳以上

●解散  :あり

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衆議院の小選挙区制と比例代表制とはどんな選挙?

議院は議院とちがい、解散があります。

 

そのため院選は、議院議員の任期満了(4年)によるものと、議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。

 

議院では、小選挙区比例代表を併用する『小選挙区比例代表並立制』という選挙システムを採用しています。

 

ぷぅたん
なぜかというと、小選挙区だけだと、ギリギリで敗れた候補者が獲得した票がすべて死票(後述)になり、民意が反映されにくくなるため、比例区で政党が獲得した票からも当選者が出る仕組みにしています。

 

この比例代表並立制という方式は、2つの選挙方法を合わせ技で使うことで、少しでも死票を減らすためのシステムです。

 

また院選とちがい、議院選挙では小選挙区と比例代表のどちらにも立候補できます。

 

そのため、小選挙区では落選した候補者が、比例代表では当選することもあります。

 

 

ぷぅたん
これを復活当選といいます。

小選挙区制とは?

院選の小選挙区制は、日本を約300近くの細かい選挙区に分け、候補者はそのうちの一つの選挙区から立候補します。

 

複数の選挙区をまたいで立候補することは、できません。

 

各選挙区で、もっとも多く得票した1が当選します。

 

ぷぅたん
ただし、有効投票総数(後述)の6分の1以上の得票が必要です。

 

小選挙区制では、各区で1人しか当選者が出ないので、できるだけ選挙区による『1票の格差(後述)を少なくするよう区分けを行っています。

 

都道府県でも、それぞれ人口の密集度によって区分けが異なり、たとえば東京などの大都市では、選挙区が細かく分かれています。

 

有権者は自分の選挙区の候補者の中から1名のみ名前を記入します。

 

他の選挙区の候補者の名前を書くことはできません。

死票とは?

一選挙区あたり一人しか当選しないということは、どんなに僅差で2位や3位になっても、1位以外の候補者はすべて落選となります。

 

そして、その2位以下すべての落選者に対する投票は、全て死んだ票(=死票)になるということです。

 

たとえば候補者が10人いたとして、10人すべてがほぼ同数で並んだとします。

 

その中のひとりがわずかの差で当選したとすると、得票率わずか11%ほどであっても一位当選です。(A候補11%、B候補10%、C候補10%、D候補10%、E候補10%、F候補10%、G候補10%、H候補10%、I候補10%、J候補9%)

 

そうなると、残りの89%もの投票はすべて死んだ票(=死票)となり、実際には当選した11%よりも多い89%の人たちの民意が選挙に反映されなくなるというわけです。

 

こういう事情から、「小選挙区制は死票が多い」と言われるのですね。

 

これを補うために、比例代表選挙も抱き合わせで行われます。

有効投票総数とは?

投票総数の中には、いたずら書きや漢字の間違い、名前の間違いなどでの無効投票(白紙を含む)も含まれています。

 

ぷぅたん
実際には有効ではない投票数が入っているということですね。

 

ですから、有効な投票総数(=有効投票総数)をカウントする必要があります。

 

有効投票総数は、【投票総数ー無効投票数】で求められます。

 

投票総数の中から無効な投票数を省いたものが、有効投票総数です。 

一票の格差とは?

日本全国には、大都市もあれば、人口の少ない地方もあります。

 

その人口の差を無視して選挙区をつくると、大人数の選挙区も小人数の選挙区も、どちらであっても当選するのは1人だけ、ということになりかねません。

 

たとえば、人口20万人から国会議員を1人選ぶのと、人口10万から1人を選ぶのでは、人口10万人の地域の人の方が、人口20万人の地区より2倍の影響力を持つようになってしまいます。

●有権者の数が少ない10万人の地区のほうが1票の価値が大きくなる=少ない票で1人の議員を選出

●有権者の数が多い20万人の地区のほうが1票の価値が小さくなる=この地区では1人の議員を選出するためにより多い票が必要

2015年の国税調査で衆議院議員1人あたりの有権者数の最多(東京1区)と最小(宮城5区)の1票の格差は2.334倍でした。

 

この場合、宮城の1票は東京の2票分以上もの価値があったということになります。

 

これでは憲法が保障している「法の下の平等」に反します。

 

ぷぅたん
これを何とかしなければならない。これが一票の格差問題です。

比例代表制とは?

院選の比例代表選挙は、全国を11のブロックに分けて行います。

 

有権者は候補者名ではなく、支持する政党の名前を記入し投票します。

 

そのため、どこの政党にも所属をしていない無所属の人は比例代表選挙に立候補できません

 

各政党は、事前に発表した名簿(拘束名簿式※1)に候補者の順位をつけ、選挙管理委員会に届け出をします。

 

比例代表選挙では、各党の得票をブロック単位で集計し、ドント方式(後述)で議席を配分し、名簿の順位に沿って当選が決まります。

 

ぷぅたん
候補者からみれば、自分が名簿の上位にあればあるほど当選の確率が高まります。

 

↓各地区のブロックや定数はこちら※2019年1月現在

※1 拘束名簿式…各政党があらかじめ候補者の順位をつけた名簿のこと。獲得議席にしたがってこの名簿の上位から当選者が決まっていく。




ドント方式とは?

ベルギーのビクトル・ドントという数学者が考え出した方法で、とくに選挙の議席配分をおこなうときに比較的公平であるとされ、日本でも衆参両院の選挙で用いられています。

 

比例区の議席の配分は、理論的には各政党の得票数に応じて算出した得票率に定数をかければいいのですが、これだと端数(はすう)が出てしまうため、このドント方式と呼ばれる独特の計算式を使います。

 

仕組みを説明するためにまずは下の表をご覧ください。

 

ここでは四国ブロック(定数6)を例に説明します。

  A党 B党 C党
各党得票数 20,000 8,000 6,000
1で割る 20,000 8,000 6,000
2で割る 10,000 4,000 3,000
3で割る 6,666 2,666 2,000
4で割る 5,000 2,000 1,500
5で割る 4,000 1,600 1,200

たとえば、選挙結果が上の表のような得票数だったとします。
A党が20,000票、B党が8,000票、C党が6,000票を獲得。

 

数字の1から順に、各政党の得票数を割っていきます。

 

割っていった得票数の多い順に当選となります。

 

結果は…

 

A党からは4人(

 

B党からは1人(

 

C党からは1人(

 

が当選となります。

 

意外と単純ですよね♪ 

 

4/22訂正
上記の表に一部誤りがあったことのご指摘を受け、訂正させていただきました。ご指摘いただいた方、ご協力ありがとうございました!

 

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まとめ

議院議員総選挙の超基本的な内容をまとめてみました。

 

選挙ってほんとにほんとに、ややこしくてわかりづらい!

 

でも土台さえ覚えてしまえば、あとは数字は丸暗記することでなんとな~く、基本的な部分は理解できますよね。

 

これを知っておくだけでも、知る前と後とでは、選挙のニュースや特番の理解度が段違いです。

 

少しわかるようになると、一皮むけて、もう一段階上のニュースが理解できるようになってきます。

 

そうなると、あんなにわからないと思っていた政治の話題も、なんだかおもしろくなってくる。

 

何事も、はじめに少しだけ、努力が必要ってことですね。

 

さぁ、つぎの選挙は今年の春に行われる統一地方選挙です。
>>【入門】統一地方選挙とは?2019年はいつ?統一選をわかりやすく説明します

 

そしてその次は、夏に参院選があります。
>>【超基本】参議院選挙2019の日程はいつ?どんな選挙?わかりやすく説明します

 

今年は選挙の勉強にはもってこいですね♪

 

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2 件のコメント

    • ヨシキタさん

      ほんとだ!ほんとだほんとだほんとだ!!!

      ご指摘ありがとうございます。

      ヨシキタさんの仰る通り、誤りがありました。

      このような記事の性質上、誤情報はあってはならないことです。

      訂正させていただきました。

      ご指摘ありがとうございます。

      今後ともよろしくお願いいたします。

      ぷぅたんより

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